中国といえば漢方。
ハーブや鍼、お灸、お茶、マッサージなどいろんな方法で取り入れられてる「漢方」
その中国の漢方を処方する中医学の有名な先生は杭州出身の方が多いそうです。
へ〜〜。
杭州に来るまでその情報を知りませんでしたが、知ったからには!!
こんな感じで、我が家は飛び込みで漢方老舗に行ったのでした。
私が行った「方回春堂」もかなりの歴史があり杭州地元でも有名な漢方老舗らしいですよ。
もちろんこの漢方屋さんも河坊街(清坊街)の観光スポットのど真ん中にあります。
河坊街(清坊街)観光については杭州へ家族旅 vol-2.河坊街(清坊街)へ行ってみたで紹介しました〜
西湖は杭州へ家族旅 vol-1世界遺産の西湖へ行ってみたで紹介してます。
店内リサーチ
壮大。荘厳。
「すんごい」の一言。
ものすごく広く、ものすごい地元の人。ここは日本人など外人がほぼいなかったです。
入って右手が午後診察の漢方医札がずらりと並んだ受付&料金支払所
入って左手が午前診察以下同文。
受付すぐに便秘に良い漢方茶無料サービスがあり、店内の患者さん、お客さんはほぼみなさん飲んでました。
どくだみ茶に近い味で美味しかった。
受付後ろには、漢方を処方するブース。
量がすごいし、処方する人が本当に賢そうです。(当たり前か。)
お茶を買えるブースも。
ちなみに受付も漢方処方する人、医者全員が白衣着てました。
もっと奥に行くと風情のある池があり、
お茶や漢方その他製品が購入できるお店が入ってました。
受付に行き、先生を選ぶ
という感じで、外人対応もパスポートがあれば普通にしてもらえました。
みたいな感じで、先生を受付で選んでもらいました。
中医師が多すぎで、相談料も30元(約500円)から150元(約2500円)まで色々だし自分では判断し兼ねますので、選んでもらう選択をしました。
医師が決まれば、「受付票」をもらい、医師がいる場所へ行くよう促されます。
ただ、受付もどこも英語がちょっと通じる程度です。日本語は通じません。
なので詳しく漢方の相談をしたい場合は、中国語か現地通訳がいる方が心強いと思います。
待合室で待つ
細〜い階段を上がり2階に上がると
中医師が数十人いるのでその分の個室と患者さんがいました。ゴールデンウィークでしたがそこまで各お医者様ブースは混んでませんでした。
私も10分ほどの待ち時間でした。
問診を受ける
中国伝統的な佇まいの小部屋で、デスクトップPCを前に問診を行うスタイル。
脈をとり、舌をみる。症状を聞く。
先生は英語は少しできますが、日本語は話せません。
なので私は中国語で会話をしました。
んで、PCに数十種類の漢方とグラム数をダダダ〜〜〜〜と中医師はPCに打ち込んで、問診10分ほどで終了!
早っ!!
と言われました。
診察料金を払う
先に診察料金を払い、午後診の場合は翌日処方された漢方薬を取りに来るスタイルのようです。
聞くと、朝8時〜夜20時半まで空いていて、朝9時半までに診察を受けた人のみ当日に処方された漢方薬を持ち帰ることができると言われました。
翌日受け取りの場合は10時以降ならいつでもいいと言われました。
気になる診察料金は・・・
- 問診料 30元(約500円)
- 処方漢方薬料 260元(約4000円)
でした。
問診料は安いけど、薬代はちょっと高いな〜〜という感じです。
処方してもらった漢方薬を持って帰る
翌日、処方してもらった漢方薬を取りに行きました。
勝手な想像で「粉薬」を想像していたら、なんか毒々しい、いかにも苦そうな「液体」を大量に渡されました。
スーツケースが重くなる〜〜〜!!
と思いましたが、せっかく処方していただいた漢方薬。
大事に大事に上海に持って帰りました。
ちなみに1回の処方の量は基本1週間分とのこと。
じゃ、その後続けたいときはどうするかというと、処方してもらった漢方薬が書いてある領収書を中国(私の場合は上海)の漢方店に持っていけば、また処方してもらえるとのことでした。
日本から観光で来られたならば、日本の中医師に相談した方がいいんでしょうかね。
漢方薬を飲んで1週間の効果
30数年でこれほど苦くマズイ液体を飲んだのは、バリウム以来。
「良薬は口に苦し」
昔の人は本当によく言うたもんですわ。
でも中国の方々もちょっと風邪ひいたり調子が悪いとこの液体を温めて飲んでるようです。
一気飲みして3日目。便秘が少し改善してきました。
そして不思議とものすごくまずかった味も慣れてきて、飲んだ後に胃がスッキリとする。
生理痛も気持ちマシになっていました。
ゆっくり効くはずの漢方ですが、スゴイ!!
と体が言っております。
まとめ
どこか不調が続くようであれば、一度漢方を取り入れてみるのもありかもですね。漢方名医師が多い杭州旅行にせっかく来たならば、問診や漢方薬、お茶などトライされるのも楽しい旅となりそうですね。